2022年8月10日水曜日

ホウオウポケット 近況報告@ ホースパワーステーブル2022.8.10

◆事務局から

ホウオウポケットは、8/1から運動を始めていて、トレッドミルを使って動き出しを行い、ダグ1000mを乗り込んでいます。
先月はWM運動を行っていたため、だいぶ馬体は幅が出て来て見栄えがしてきました。
体重は495㎏。
背中の感じは抜群に良く、バネもあるので、キャンターに行ってから上に跳ばなないかが気になります。

骨折箇所の欠片は米粒くらいの大きさで、だいぶ離れているため接着することはなく、離れたまま周囲の組織に吸収されることが、理想的な完治だと考えています。

当初、獣医師の診断では、左前肢第一指節種子骨下部のため、通常なら回復の見込みが低いため引退が適当な個所ですが、骨折の欠片は小さく、熱感、腫れ、歩様異常は見られなかったため痛がらないかもしれないと判断し、回復治療をしてみました。
今後、強い調教を行った場合にチクチクと気になり、一生懸命走れなくなることも考えられる。との診断でした。

馬体と素直な性格からは、期待は大きいのですが、反面リスクは存在しています。




















2022年7月23日土曜日

ホウオウポケット 近況報告@ ホースパワーステーブル2022.7.23

◆事務局から

ホウオウポケットは、念には念を入れて今月一杯はWM運動を1時間づつ続ける予定です。
来月からは、トレッドミルでダグで動かしながら並行して乗り運動を開始します。
2週間後からキャンターに移行して20-20秒くらいを乗り込みます。来月末頃にはトレッドミルで15-15秒を運動させるスケジュール感で進め、9月上旬には競馬場に移動できるまでに進めていきたいと考えております。

WM運動を始めたころは、久々の運動であったため、WM内で跳ねたりしていましたが、最近では慣れてきて落ち着いて運動を続けてくれています。
また2週間、WM運動を続けてきましたので、馬体の幅が出てきました。
馬は、全体的に良くなってきています。



2022年7月8日金曜日

ホウオウポケット 近況報告@ ホースパワーステーブル2022.7.8

◆事務局から

ホウオウポケットは獣医師のレントゲン、歩様、触診検査をした結果、特に問題ないとのことで、今日からWMを始めることとしました。
肢の状態を確認しつつ、来週からは乗り運動も始めます。
よろしくお願いします。










2022年6月7日火曜日

ホウオウポケット 近況報告@ ホースパワーステーブル2022.6.3

◆事務局から

ホウオウポケットを獣医師の診察に合わせて見学に行きました。
相変わらず、人間好きで馬房の前に立つと寄ってきて顔を出してきてくれました。
頭の良い仔だとも思いましたが、環境の変化には敏感な部分もあり、大きな音がするとビックと警戒の仕草をします。






獣医師は、左右の肢を掴み、曲げたり伸ばしたり、痛がる素振りや動きを確認をしていました。その後、レントゲン撮影を行いました。
診断結果は、痛がる素振りはない、動きも問題なし。レントゲンから骨折箇所は変化なし。患部は熱感、腫れ、歩様に異常は無し。
そのため後1.5か月舎飼い安静として、その後は、WMから始める。

診断所感として、骨折箇所は、右前肢第一指節種子骨の下部のため、引退するケースが普通だと思うが、今回の事象では、骨折した部分は欠片程度であること、前回の診察時から靱帯などに触ることがなく痛がる素振りがないため、再起に向けて進めてみる価値は十分にある。
たぶん、乗り込みが進んで、可能性は低いと思うが、靱帯に触りチクチクして100%の能力で走らないことがあるかもしれないが、走れないということはない。












ホウオウポケット 近況報告@ ホースパワーステーブル2022.4.25

◆事務局から

本日、獣医師に診てもらいました。
第一指節種子骨骨折の個所は、レントゲンを参考としてください。

入厩時から患部は、熱はなく、腫れもなく、痛がりもせずに歩様にも違和感はありませんでした。
骨折しているのか不思議なくらい状態でした。





種子骨の下部が落ちているのが分かると思いますが、診断の結果、骨折箇所は繋がることはなく周囲に吸収される状態として、患部の周囲を含め安定して固めるために舎飼い期間を3か月とする。
よって、初戦の4月16日から3か月の7月16日までを目途に舎飼い安静とする。

少し時間は要しますが、馬体や血統からは大物の資質を持ち合わせており、しっかりと立て直したいと思います。



ホウオウポケット 近況報告@ ホースパワーステーブル2022.4.23

◆事務局から

ホウオウポケットはホースパワーステーブルに4月23日に到着しました。
左前肢第一指節種子骨を骨折していることから、安静療養をすることになりました。

気性は大人しく、また耳の動きからも人間を警戒することもなく、
却って好きなようで、顔を触ってもらいたくて仕方ないといった仕草をしてくれます。

暫くは、舎飼いになるので、ゆっくりと静養してもらう予定です。